平成二十六年十月三日

みんなの党 Tokyo 幹事長 両角みのる

平成二十六年第三回都議会定例会を終えて(談話)

平成二十六年第三回都議会定例会は知事提出案件並びに議員提出議案を審議し本日終了いたしました。

先の第二回定例会では、我が会派の塩村あやか議員に対する不適切な不規則発言が大きな問題となり、都議会はもとより地方議会そのものが問われるような事態となりました。今定例会は、その直後の会議として多くの都民の注目を集めましたが、不規則発言も少なく静かな会議となりました。

私たちは、先の定例会でのヤジ問題を受け、都議会が女性の社会進出促進と男女共同参画社会の実現に向けて取組んでいく強い意志を示すべきと考え、「全ての女性が活躍できる政策の推進に関する意見書」を民主党と共に厚生委員会に提案いたしました。不規則発言で世間を騒がせた東京都議会こそ、こうした意見書を積極的に採択し、自ら襟を正していく姿勢を見せるべきですが、誠に遺憾ながら、他会派からの賛同を得られず本会議の俎上にあげることはできませんでした。

また、定例会最終日には、吉野議長からの「一身上の都合」を理由とする辞表提出を受け、急遽議長選が行なわれました。新議長に就任された高島議長には、先頭に立って都議会の信頼回復と改革に取組んでいかれるよう期待します。

さて、今回定例会では、東京都長期ビジョンの中間報告が行われました。2月に舛添都政が船出してから8ヶ月、今後の都政の羅針盤ともなる重要なビジョンです。最終報告に向けては、世界の大都市に先駆けて急速な少子高齢化と人口減少に直面する東京が、雇用、モビリティ、福祉、バリアフリーなどの面で「東京モデル」を構築し世界に発信することで次のステージに向けた都市像を明確に示していくことを要望します。

代表・一般質問では、都市間外交について議論が交わされましたが、都市による交流は本来どのようなことが求められるのか、その原点に立ち戻り、都としての都市間外交を積極的に展開すべきと我々は考えます。

これに関連して、上田都議の一般質問で、外務長の採用の不透明さを指摘し、今後は、広く民間人から人材を抜擢するよう検討すべきと提案しました。

上程議案に関しては、第160号議案「東京都幼保連携型認定こども園の学級編成、職員、設備及び運営の基準に関する条例」では、都の設置基準は「保育の質」を担保することに重点が置かれていますが、同時に新規参入を促すよう都のサポート体制の充実を求めました。

また、第168号議案「東京都薬物の濫用防止に関する条例の一部を改正する条例」では、危険ドラッグ指定に要する期間を大幅に短縮し、販売・使用を規制する内容です。条例改正により、これまで以上に迅速かつ厳しい取り締まりが期待されますが、同時に若年層に対する普及啓発など予防的取組みに一層力を入れるべきことを指摘しました。

議員提出議案第13号、「東京都木造住宅耐震改修促進補助条例」には反対をしました。条例案は予算の裏付けが明確でなく、私有財産への公金投入も公平性の観点から慎重であるべきとの考えからです。

私どもみんなの党Tokyoは今後も、人権侵害のない議会と女性が活躍できる政策の実現を目指し、全力で議会活動に邁進してまいります。