平成28年8月31日

かがやけTokyo幹事長  両角みのる

 小池知事の豊洲市場移転延期発表記者会見を受けて コメント

 

本日、小池知事は豊洲市場移転を延期すると発表しました。知事からは、都民ファーストの視点に立って、①安全性の懸念払拭、②巨額・不透明な費用の検証、③情報公開の徹底をおこない、食の安全、都民の納得のもと移転時期を決定する方向が示されました。

具体的には「市場問題プロジェクトチーム」を立ち上げ上記の問題を専門的な視点から精査しできるだけ速やかに結論を得るとするものです。

築地市場は築80年を経ており、施設の老朽化等大きな問題を抱えており、そのために長い時間を掛けて市場関係者、東京都、都議会が議論し最終的に豊洲移転が決定したものと理解しています。

既に5,884億円という巨額の都費を投入し完成している豊洲市場の現状を考えれば、致命的な環境問題等が明らかにならない限りは、現時点で移転はやむをえないものと考えます。

しかしながら、11/7の移転は、日程決定の根拠も不明確であり問題があると考えています。特に都の実施する水質モニタリング調査結果が来年1月に判明することになっているにもかかわらず、その前に移転を実施することは大きな疑問が残ります。常識的には結果が明らかになり都民に安全を証明できた時点で移転すべきです。

また、この移転日程に合わせるように、知事選挙の最中に知事職務代理者の下で築地市場解体工事入札が実施された点も問題です。

さらに、長期間、市場関係者と意見交換し設計・建設されたはずの建物が、今になって利用勝手の悪さがたびたび指摘されている点については、新市場建設の進め方が適切に行なわれてきたのか、疑問も感じます。

以上を踏まえると、現時点でこれらの問題を明らかにし、課題をクリアしたうえで、都民が安心できる、より良い施設としていくために検証していくこと、そのために移転時期を延ばすことは十分に納得のいくことと賛同いたします。

今回の件は、小池知事の掲げる都民ファーストの行政姿勢の1つの象徴でもあり、PTでしっかり検証し、影響を最小限にする速やかな対応で都民の食の安全を図るべきであり、私達かがやけTokyoも都民ファーストの視点からこの問題に取組んでまいります。